屍者の帝国

屍者の帝国 (完全生産限定版) [Blu-ray]
屍者の帝国 (完全生産限定版) [Blu-ray] 伊藤計劃

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 このブログもずいぶん放置してしまいました。前回が……8月?! バタバタしはじめてからずっとサボってたのか。まずいなあ。

 ということで復帰1つ目は映画の感想など。結構いろいろ見てきましたが、まずは10月4日に見てきた「屍者の帝国」から。余談ですが、この日は友人たちと1日で3本の映画を立て続けに見たんですが、さすがに3本は多かったですね(^^;) 3本目はちょっと疲れてました。
 さて、「屍者の帝国」です。これはここで触れているように伊藤計劃氏と円城塔氏が書かれた小説の映画化作品です。原作はスチームパンク風味のSFで、あちこちに読者を「お!」と楽しませる仕掛けがちりばめられた、なかなかに面白い小説でしたが、映像化にあたり、どこまで原作の楽しさを出すことができるのだろうかと思っていましたが、映画が始まってすぐに、そんな心配は吹き飛んでしまいました。
 圧倒的な画面の美しさ。大画面のすみずみまで丁寧に描き込まれた映像は、迫力まで圧倒的でした。ストーリーも原作より少々エピソードを省略していたのかな? わかりやすく、それでいて物足りなくはない、絶妙の長さにまとめられています。もう上映は終わってしまいましたが、機会があればできるだけ大きな画面で見ることをお薦めします。
 ストーリー的にちょっとグロテスクなシーンもありますが、総じてきれいな画面は必見だと思います。
 ラストシーンはアニメオリジナルですが、ニヤリとさせられますよ(^^)/