藍川 京著 双葉文庫
このブログも予想通り、開設以来放置されていましたが、やっと更新と思ったら題材はポルノ小説でした。
作者はその筋では有名な女流ポルノ作家。といってもわたしがこの方の作品をきちんと読むのは、これがはじめてだったりします。もっともこの文庫も短編集なんですが。
収録されているのは女性だからという訳でもないでしょうが、わりと無難な内容のものが多く、安心して読めるのですが、そのせいかどの話にも似たような印象を持ってしまいました。また表現というか、用いる単語にやや偏りが感じられ、特にこんな短編集では必要以上に損をしているのではないでしょうか。
この人は、長編をじっくり読みたいですね。
isbn:4575508845