山中温泉

 そもそも、このGWは4月30日に父方の祖母の7回忌があるくらいだったのだが、4月に入ってから急遽、嫁の弟と3人で温泉にでも行こうかという話になり、いろいろ検討した結果、山中温泉に。
 日程としては5月5日にまず滋賀県のマキノ町に入っておき、そこで一晩過ごして朝にマキノを出て山中温泉に行く、というパターン。ただし5日は嫁は仕事なんで、夜にマキノに合流という、これまたわたしらにしてはいつものパターン。
 ちなみにマキノには嫁の実家の別荘があり、割と自由に使えて便利なのだ。電波状況は最悪で携帯&PHSとも入りにくい(PHSはまったく入らないが)うえに有線の電話もないというすばらしい環境だが。
 で、嫁と合流する前にマキノの温泉に入りに行く。マキノにはスキー場があるが、そこのすぐ脇にキャンプ場があり、夏場はかなりの人手なのだが、そのスキー&キャンプ場の入り口近くに温泉がある。
 正直、5月とはいえマキノは夜はまだかなり冷える。まさかそんなにキャンプ客はいないだろうと思っていたら・・・甘かった。風呂場はイモ洗い状態で、湯船につかる場所すら探さなければならないような混雑ぶり。出てきたらなんと入場制限までやってた(^^;
 翌日は、えーと、9時くらいには出たんだっけかな? 北陸道を経由して山中温泉に。10時過ぎには着いたような。特にどこも警戒していた混雑もなく、割とすっといけました。
 着いたらとりあえず無料の駐車場に駐車し、目の前にあるあやとり橋を渡って大聖寺川沿いの遊歩道に下りてしばし散策。雪解けのせいかずいぶん川の水量が多かったように思いましたが、暑いくらいだった気温のこともあり、なかなか心地よい散歩でした。
 そのあといったん上がって、最近整備されたらしい南町ゆげ街道で、みやげ物や特産品を物色。山中塗りって言う漆器が有名なんですかね? 携帯のストラップにいいのがあればと思ったんですが、小さいくせに値段が・・・(^^;
 このころには昼時になっていたので車に戻って昼食。持ってきたおにぎりに近くで買った揚げたてコロッケとから揚げ。熱々でうまかった(^^)
 そのあとようやくメインの目的である温泉に。いくつか入れるところはあるようですが、やっぱりここは老舗の菊の湯でしょう。ここは男湯と女湯が完全に別の建物になってまして、っていうか、もともとは男湯のほうだけだったのを、新たに建物を建てて女湯をそっちに移したんじゃないかなあ? という感じで、なんかひなびた雰囲気でした>男湯。ちなみに入湯料は370円で、石鹸も何もない、いわゆる銭湯スタイルです。従ってかなり湯の温度も高めでした(^^;
 温泉に入ったあとは山中温泉を後にして、嫁の弟お勧めの海岸に。なんでも穴場的な場所で眺めがいいらしい。が、ちょっとこのころから雲行きが怪しく。着いたのは片野海岸。しかしなにやらすっかり観光スポットっぽくなってしまい、すっかり穴場的な場所ではなくなってしまっていました。でもあんなに広い砂浜を見たのは久しぶりだし、ぼーっと海岸に腰を下ろしてただ打ち寄せる波の音を聞いてると、なんかほっとしますね。なんでだろ?
 しかしさすがに完全に曇ってしまった上に海岸で風も出てきたため、そろそろ帰ることに。この時点で3時過ぎくらい。途中リッター124円(127円だったか?)のガソリンスタンドを見つけてあわてて満タンにしたりしつつマキノに戻ってきたのが5時過ぎ。荷物をまとめなおし、6時過ぎにはマキノを出発し、途中桂のパーキングで夕食をとって、尼崎に帰ってきたのが9時をちょっと回ったくらいでした。
 少し疲れたけど、結構楽しい温泉行でした。