アファームド T タイプF(その1)

1/100 バーチャロイドシリーズ RVR-36-F アファームド T タイプF1/100 バーチャロイドシリーズ RVR-36-F アファームド T タイプF

ハセガワ 2006-04-13
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 ハセガワが「バーチャロン」シリーズを出すと知ったときは驚きましたね。その前に「マクロス」シリーズを出してはいましたが、あれはバルキリー中心で、キャラクター物といってもかなりAIR寄りだったんで、びっくりはしましたけど今回のはがっちがちのキャラ物なんで、ホント、驚きました。
 で、本来ならその第一弾のテムジンから、と行きたいとこですが(キットは持ってます(^^;)、テムジンはデカールを貼ってこそだと思うんですよね。そうするといきなりえらいハードルが上がっちゃうんで(じゃ何で買ったんだよという突っ込みはおいといて)、その次に出たアファームドを組んでみました。
 アファームドも現在3種出てるんですが、タイガーキャノンの付いているタイプFです。せっかくアファームドの特徴でもある手首のギミックを活かしたものを選ぶというのも考えたんですが、なんとなくこっちにしました(^^;
 箱を開けた印象は「パーツ多!」そんなに小さくはない箱にびっちり入っています。ただ、なんか地味。説明書と照らし合わせてみると・・・・・・タイプFの特徴のひとつであるオレンジはデカールと塗装で再現するんですね・・・・・・しかもグリーンのパーツ、なぁんか嫌な感じ。透けそうっていうか、軽い感じの成形色なんですよね。昔のガンプラを思い出してもらうとわかりやすいかも。いきなりこの段階でかなり精神的ダメージ食らってます(^^;
 ごちゃごちゃ考えててもしょうがないんで、作り始めます。このキットも最近のキャラ物同様、スナップフィットになっているんで、基本、ニッパー一本で組み立てられます。もっともバンダイやコトブキヤのキットよりは繊細なパーツが多く、実質接着しないともたない部分が何ヶ所かあるんで、その辺は考えながら作らないといけません。あと、このタイプFは両肩にパーツをつけるため、2ミリの穴を開ける必要があります。目印のモールドはあるんで、ピンバイスさえあれば簡単にできます。
 組んでて思ったのは、上半身や腿あたりはバンダイのMGみたいだなってことですね。かなり凝った構造になってるんで、フレームこそほとんどありませんが、かなりこだわって作られています。その割にパーツ分割は一昔前の感じなんですよねえ。腿の装甲は膝関節に連動して動くというギミックを組み込んでいるのに、すねのど真ん中に合わせ目が来たりと、力の入れ方がちぐはぐな印象でした。
 それでも、ほぼニッパー一本であのマッシブなプロポーションや精密なディティールが再現できます。アクセントに全身に入っている白いラインは一応下半身などは別パーツ化されて再現されていますが、上半身と同じ色なんで、できればオレンジ同様塗ったほうがいいでしょう。
 このキットは、ちょっと手を入れてやればだいぶよくなると思うんで、その2では写真も載せたいですね。いつになるかはわかりませんが(^^;;