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三戸耕三 渡辺明乃 小野涼子

バンダイビジュアル 2006-02-24
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 アニメの紹介です・・・・・・といっても、前回とは違いもう放送はとっくに終わってるんですが。
 どういう話かというと、変形する人型ロボットのレースの話・・・・・・一言でいっちゃうとこんな感じになるんですが、わかる人にはわかるような説明(何じゃそりゃ)をすれば、『河森氏が監督までやったようなサイバーフォーミュラー』、や、河森氏がサイバーに関わってたのは知ってますけど、デザインだけじゃなかったかな? もうちょっと詳しい説明をすると、レースは基本的に2チームのマッチレースでそれぞれ3機、計6機で行われ、コースを3周し、ゴール時の順位に応じてポイントが付き、チームの合計ポイントが高いほうの勝利となります。またレースそのものは1週目は人型でのスピードレース、2週目は相手チームを攻撃(武器類の使用はできない・・・・・・と思う。なんか使ってたやつがいた気もするけど)できる格闘レース、最終ラップは変形が許可され、スピードモードになって純粋に機体の出せる限界までできるスピードレースとなっています。まあこの手のアニメにありがちなレギュレーションのあやふや感はやっぱりありますが、この作品ではレースシーンはコースなど背景も含めて3DCGで作画されており、独特の雰囲気でした。
 この作品は、まあメカがなかなか独特のラインで面白いというのもありますが、何より出てくるキャラクターが丁寧に描かれているんですよね。主人公をとっても、ありがちな根性ものとか精神論的な話はほとんどなく、言い方は少々悪いかもしれませんが、今風の、どこかぼんやりとした若者風に描かれてたり、他のチームも『その他大勢』ではなくそれぞれかなり踏み込んで書かれています。まあコーチの正体はわかり安すぎるとは思いますが(^^;
 またこの作品はラスト2話をビデオ(DVD)でのみ公開するという形でした。ですからTVでは主人公らチームサトミとスノーホワイトのレースの真っ最中で終わるという凶悪な終わり方をしてます。さらに付け加えるならこの決勝レースでスノーホワイトはほとんど反則とも思えるような正体をさらけ出してきます。ネタばれになるといけないのであまり触れませんが、レギュレーション違反にはならんのだろうか? 気になる方はDVD等を購入するか、レンタルもたぶんしてると思いますのでそちらでご確認ください。
 個人的にはかなり気に入っていたアニメで変形ロボットなども出てるし、プラモ等を期待していたのですが、あまり注目されなかったのかどこからも何も出ませんでした。ちょっとショック。変形など瞬時に変わるのでどうなっているのか、ちゃんと確かめるという意味でも欲しかったんですけどねえ。