機動戦士ガンダムUC 3巻

機動戦士ガンダムUC 3 (3) (角川コミックス・エース 189-3)機動戦士ガンダムUC 3 (3) (角川コミックス・エース 189-3)
福井 晴敏

角川書店 2007-12
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 やっと読み終わった。どうもこのところまとまった時間が取りづらくって。まだ結構積んであるんだよなあ(^^;
 それはともかく、小説オリジナルの「ガンダム」の3巻目です。いよいよ新たな戦争を予感させる事態になり、そして「袖付き」からはシャアの再来といわれるフル・フロンタルが登場します。メカ的にもフロンタルの愛機シナンジュ、そして袖付きの量産機ギラ・ズールが舞台に上がり、盛り上がってきてます。
 ストーリー的には大きく動いたのはオードリーの正体がわかったこととUCガンダムがネェル・アーガマから袖つきに移ったことぐらいと少ないんですが、その分各キャラクターが丁寧に書かれています。連邦軍、ロンド・ベル隊、「マンハンター」エコーズ、「袖付き」ジオン残党、アナハイム社、ビスト財団。おのおのの思惑が複雑に絡まりあい、誰が次の一歩を踏み出すかで駆け引きをやっている中、そんな思惑には関係なく、自分の中の「熱」に突き動かされるバナージ。
 読み始めるとかなり引き込まれます。若干視点があちこち飛びすぎるようにも思いますがわかりにくいというほどではないのでさほど気になるというものではありません。
 しかし通常サイズのMSがIフィールドまで装備してるか。
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