機動戦士ガンダムUC(4) パラオ攻略戦

機動戦士ガンダムUC(4) パラオ攻略戦 特装版(MGユニコーン武器セットつき) (角川コミックス・エース 189-4)機動戦士ガンダムUC(4) パラオ攻略戦 特装版(MGユニコーン武器セットつき) (角川コミックス・エース 189-4)
福井 晴敏

角川書店 2008-04-25
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 これは以前に初回限定でMGユニコーンに使える武器が付いてくるってんで、通販で予約しました。でも発売日にフツーに書店に並んでて、ちょっとがっくり。まあ、いいんですけどね。
 結構一冊辺りのヴォリュームがあるのに、もう4巻。今回はネオジオンに奪取されたUCガンダムとバナージをネェル・アーガマが奪還するまでを描いていますが、このエピソードでは、これまであまり触れられなかったことについて書かれているように思いました。
 それはつまり「主人公が戦うことの意味」なんですが、これって下手に突っ込むと、戦闘シーンがかけなくなったり、えらく地味な話になったりしかねないんですよね。『ガンダム』ではたいていの場合主人公は軍人ではなく、進んで力を求めたわけでもないのに『ガンダム』というだけで味方には奉りあげられ、敵からは目の敵にされる。そこに意味を見出そうとすればするほどただの自己弁護になってしまいかねないんで、「やらなければやられる」から戦う、というふうになっている場合があるんですが、この『UC』では、それらとはまたちょっと違うアプローチがされているかな? と。どういうアプローチかは読んでみてください(^^)
 しかしなんか高性能ガンダムは勝手に動くのが多い気がする。このユニコーンもバナージの恐怖に反応して反撃してるし、前に読んだAOZでTR−6ウーントウォードもエリアルドの反応に過剰に行動してるし、古い作品でガンダムセンチネルのALICEなんかは勝手にパイロット射出してから攻撃したりしてるし。・・・・・・TR-6はサイコミュも関係ないはずだよなあ? 
 あと、あのビームガトリングガン、本来はクシャトリアの武器だったようですね……って、どうやって持つんだ?!