ちょっと思うこと

 書きたいことは二つあるんですが、まずは昨日のWFでの事故について。
 わたしは昨日は午前中から買い物なんかに出かけてて、事故を知ったのは3時くらいだったと思うんです。mixiのニュースでした。で、その晩になって岡田斗司夫氏のブログでかなり詳細な情報を知ることができました。(各地に画像や動画などがアップされているのは知ってましたが、正直どこまで客観性があるだろうかと疑問だったので見ませんでした)ここで氏は『行儀よく2列になってエスカレーターに乗ったのです。』、『「満員のエスカレーター」という言葉から連想するような混乱や無理な乗り方ではなく、本当に整然と静かにみんな乗っていました。」』(以上二重かぎかっこ内は氏のブログより引用しました)と書かれていたため、わたしは「ああ、今回は運用上の問題ではなく、エスカレーターの故障か何かだったんだなととりあえず納得していました。
 ところが今日になってNHKで支社の取材スタッフが撮影したという鮮明な映像を見て、正直、裏切られたような気持ちになりました。映像は誰が見ても「2列」とは言いがたいほどすし詰めで、乗り過ぎなのは明らかでした。岡田氏はいったいどこを見て、上記のことを書いたのでしょう?
 もう一つ、「やっぱりマニアはマニアなんだなあ」ということ。自分もマニアであることは自覚していますが、それでもやっぱり悪い意味でのマニア的な行動パターンがここでも現れてしまったということか、あの映像を見て再確認できてしまったこと。これが残念でなりません。
 WFにはもうずいぶん行ってません。これから先もしばらくは行かないでしょう。でも今は地方でもイベントが行われており、以前ほどWFの求心力はないように思います。
 それでも、やっぱり「ワンダーフェスティバル」はそれだけで(一部マニアには)ある種、お祭りであり、別格的存在としてそこにあるんです。
 NHKのニュースではビッグサイト側から主催者にエスカレーター運用上の注意も伝えていたとインタビューで流されていました。これをそのまま信用するのは若干問題はあるのかもしれませんが、やはり運用上の問題点がなかったとは言い切れないのではないでしょうか。
 ただ、問題はそれだけではないようです。
 今回のニュースでわたしもはじめて知ったのですが、国の安全基準では、エスカレーターのすべてのステップに大人が二人並んで乗る、という状態は想定されていないそうです。これっていくらなんでも現実的ではないように思うんですが。しかし現状そうなっている以上、それを前提に運用しなければならないでしょう。今後、この基準が見直されることを期待したいとは思いますが。
 もう一つについては、気が向いたときにでも。今回のこととはまったく、何の関係もありませんので(^^;