アニメの感想

 またやんのかよと言われそうですが、やります(^^;
 今回はこの12月までで3本、同じような妖怪というか幽霊というか、そういったものを取り上げた作品が同時に並んだんで、比較しつつ個人的に思いついたことなどをつらつら上げてみようかなと。

 ガイナックスっぽいなあ、となんとなく思ってしまった。特にOP。設定がなんかちゃっちっぽいというか、ありがちというか。エヴァがダブって見えると言うのはいいすぎか。
 先週普通に「続く」って出てびっくりしたけど、やっぱり「赫」は先週で終わりなんですよね。ぜんぜんそれっぽくなかったけど。
 あ、「玄」も見ます。一部で「棒」とかいわれてるようですが、なんとなく見てる分にはそれほど気にはなりませんでした。

 とりあえず1話見て、ラストでポカーンとなってしまった。これはやりすぎだろ! と思わないでもないけど、でもやっぱり感想としては「やられた!」ですよね(^^;
 2話の途中から延々と続く回想シーン(と言うか、時間軸が遡ってるシーン)はすごくよくできてると思う。複雑な人間関係やそれに絡む羨望と嫉妬。さらにそれらと同時に存在する友愛や責任感。すべてがよくできてると思う。だからこそ時間軸が戻ってからのシーンは辛く、哀しいものがあった。
 平和(?)なときの百合〜なシーンも程よかったと思う。あれ以上やると引く人が出てくるだろう。その辺はCDとかでやってくれ。

 さあ、あのアームチェアディテクディブをどうやって盛り上げるのかと思ったら、ほんとに普通に正攻法で攻めてきましたね。ただやっぱり細部に手を抜かず、きっちりとした作品に仕上がっているからこそ、ほとんどのキャラは大して動かないまま2週も3週も持ったんでしょうが。
 榎木津の能力をどう表現するのかと思ったら、あえて触れませんでしたね。分からなくても大勢に影響はありませんが、彼の言動が理解できない人が出てくるような。一応サイトでは触れてますけどね。
 この作品のみ、幽霊とか妖怪は出てきません。京極堂の言葉を借りれば出てきてはいるんですが、それはあくまで例えであり、「魍魎」そのものを退治したりする話ではありません。妖怪に「憑かれた」人から、その憑き物を「落とす」ことによって事件を解決する、と言うスタイルです。
 さあ、今月からはどんな隠れた名作に出会えるやら。