MS-09R リックドム

 元は陸専用のMS-09ドムを空間戦闘用に改修したもので、連邦軍のビーム兵器を運用可能なMSに対抗する次世代MS のロールアウトまでの繋ぎとして、ツィマッド社が出した案であり、ジオニック社の提案したMS-06R-2と競合したが、総合性能で勝るMS-09Rが正式採用された。
 外観こそ大きな違いはないが、中身は大幅に変わっており、搭載されていた熱核ジェットエンジンは熱核ロケットエンジンに換装され、これに伴い背部はバックパックを装備したような形状になっている。バックパック部にはエンジンのラジエターも積載されている。また腰部や脛部にも推進エンジンが搭載されている。大腿部や下腿部などにプロペラントスペースとされ、肩部や胸部、脚部など機体各部には姿勢制御用のロケットモーターが追加されている。メインのジェネレーターもより高出力のものを搭載し、不完全ではあるが、特定のビーム兵器は使えたようだ。
 武装はジャイアントバズやヒートサーベルが有名だが、テラーケンバズやビームバズーカの他、統合整備計画後はザク用の武器も多数使用されたようである。

1/144 HGUC MS-09 ドム/MS-09R リック・ドム1/144 HGUC MS-09 ドム/MS-09R リック・ドム

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