まずい

 どうもここしばらく調子が悪い。体調も思わしくないがこれは医者に相談するとして、問題は小説がまるで進まないことだ。
 当初の予定では、今年は長編を10作くらい書き下ろすつもりだった。もちろん長編といっても140〜150枚程度なので、世間一般では中編かちょっと長い短編扱いかもしれないが。それがこれまでに脱稿したのはたった1作。それも去年から書いていたものなので「今年書き下ろした」とは言いにくい。
 なんとなく理由はわかっている。わたし自身にまるで性欲がわかないのだ。これは病気のせいでもあるが、書いている小説小説なので、ほとんど致命傷に近い。何とか知識や資料の力でゆっくりと書いてはいるが、正直、出来に関してはかなり厳しいと思う。
 どうにかせんとなあ。