金属パーツとリアリティ

 模型ネタっていうか、考えというか。
 最近、金属パーツをガンプラを初めとするキャラクターモデルで使用しているのをよく見かけますし、わたし自身も何回か買ったりしていますが、多少、違和感を覚えないではないんですよね(^^; スパイクや増加装甲板なんかに使われているのはたいてい塗装されているので、金属パーツ特有のシャープなエッジが小気味いいんですが、ここで取り上げるのはバーニアなど金属光沢そのままに使っているもの。
 これ、スケールエフェクト的に考えれば、明らかにおかしいんですよね。あのサイズであんなに光ってるはずない。リアリティの観点からすると明後日のほうに行ってしまってるんですが、「かっこいい」からそれでいいと、わたしは思ってます。さすがにバリバリにウェサリングされたキットにはちょっとどうかと思いますが、それも程度問題で、状況によっては多少はできるかな? と思ってます。というのも、たとえば街中で見る重機も、泥にまみれていても稼動部などは金属光沢を放っている部分があることもあるように、部分的には汚れない場所があっても、それはそれでポイントになると考えています。もちろん、これはかなりセンスがいりそうですし、小スケールのキットでは難しいのでしょうけど。
 わたしとしては、手間(テクニック)と時間をお金を出して買ってる、っていうスタンスが近いかな? 諸般の事情で塗装はおろか、接着剤もうっかり開けられないので、パチ組みが多いんですが、これに金属パーツの光沢は相性がいいなと。
 ただ、金属パーツもそのての専門店で買うと結構な値段しますが、物によっては案外身近なものでも使えるんですよね。昨日は手芸店でメタルビーズ買ってきました。1.4mmのサイズですが、使い切るまでにどれほどかかるんだろってぐらい入ってます。また電子部品店に行けばICソケットが100円以下で売られていますが、これの金属部分を取り出してやればソケットピンとして売られているものと同じものがまとまって手に入ります。ホームセンターとか金物店を探すとほかにもいいものがあるかも。