婚姻之儀

 今日は朝六時前にたたき起こされて、六時代の新幹線で東京(竹芝)まで、嫁の従兄弟の結婚式に式から参加してきました。
 普段であれば嫁の側の話だし、わたしは行かないのですが、新郎とはこれまでに二度ほど会ってまして、うち一回は新婦ともお会いし、同年代ということで何かと話題も尽きなかったことから好印象だったので、招待いただいたことを幸いと東京まで行ってきたわけです。
 式はキリスト教式(プロテスタント)で、新郎がガチガチになるお約束もあり、ほぼそのままのメンバーで行われた披露宴も終始、和やかに行われました。
 式に参加して思ったのは、やっぱり自分の時のことですよね。わたしは式は二人だけでオーストラリアで新婚旅行も兼ねてやったのですが、それだと当然参列者は現地のスタッフの方(日本人もいた)だけで、これといった感慨もなく、ただ英語での宣誓を必死になって覚えたくらいなんですが、改めて客観的に見ると、これってすごいことですよね。
 ほんの数年(場合によっては数ヶ月以内のことも)付き合った人と暮らす訳で、当然それまで育ってきた環境も習慣も違う二人がいっしょになるって、やっぱりいろいろ大変なんですよ(書きたいことはあるけど万が一のことを考えて書かないでおく(^^;)この覚悟って、あの時の自分にあったかなって、ふと思いました。
 わかってはいたと思うんです。そのことで二人でちょっともめたこともありましたし、話し合ったことは間違いないんですが、覚悟まで出来ていたかというと、正直、自信はありません。見合いだったのにいざという段になってわたしが失業したりして待たせていたんで、焦っていたというのはありましたけどね。
 もちろん、だからといってあの結婚が間違っていたとは思っていません。ただ多少覚悟が少なかったかなというか、読みが甘い部分があったなとは思っています。
 さて、これからそれを取り戻すか!