不惑

 先日、誕生日を迎え、40歳の大台に乗ってしまいました。
 40歳にもなって何やってんだろうなあとため息をついています。TVをつけても同年代の方はそれなりの肩書きを持ち、バリバリと働いている。友人たちにしても管理職になったりと社会的地位を確立していっている。
 その友人たちを通じて、わたしはかろうじて社会と繋がっている感覚を持っている。ただ、当然友人たちは皆働いているわけで、早々頻繁には会えない。この歳になって人恋しいと思うとは思わなかった。
 所詮人は一人では生きていけないのだと思う。誰かと繋がっていなければ孤独に耐えられないのだ。
 子供はまだ、話し相手にはならない。嫁とは(当たり前だが)コアな会話はできない。まあ大きくなった子供とだってできはしないが。
 趣味などの他愛ない会話で、発散したいと思う40おっさんの独り言でした。