自炊生活

EPSON シートフィードスキャナー ES-D350 A4対応 CCDセンサー 給紙枚数75枚 両面同時読み取り対応 重送検知機能搭載
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エプソン 2012-05-25
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 はじめました。

 といっても別に一人暮らしになったわけでも、嫁に逃げられたわけでもなく、紙の書籍を電子化してるだけですが。……すいません、面白くも何ともなかったですね。

 自炊するに当たって新たに導入したのは上記のエプソンのドキュメントスキャナ。ネットで比較しているブログがあったのでそこの記事を参考に買いました。一度に75枚もセットできると、200ページ前後の実用書なら2回くらいのセットで読み取りが終わるので便利です。

 裁断機の類いは使っていません。元々自炊するのは自分が一度読んだ実用書やビジネス書ばかりの予定でしたし、そんなに冊数ないのに何万もするばかでかい裁断機を買う気になれなかったのと、以前別件でアイロンで本をばらしたことがあったので、それで何とかなるんじゃないかと考えたからです。結論からいうと、何十冊もスキャンするのでなければ、アイロンで十分です。わたしも1冊ばらしてみましたが、30分程度でばらせました。慣れればもっと早くできるでしょう。ただ、この方法はホットボンドで製本されている本にしか使えません(当たり前ですが)。やり方としては十分に熱したアイロン(温度は経験で掴んでください。高いほど作業は早くできますが、変色したりといったリスクも出てきます)を、キッチンペーパーを当てた上から本の背表紙に当てて加熱します。充てる時間も慣れるしかないのでしょうが、ホットボンドが溶けて本からはみ出してくればOKです。あまり長時間やっていると今度はアイロンの熱で本が変色したりしますので、ちょっとずつ加熱してみるのがいいかと。で、ボンドが溶けたら手早く表紙と中身をはがします。このとき十分にボンドが溶けてなければうまくはがれませんので、その場合は再度加熱してください。この状態だと中身(本文)の背に大量にホットボンドが着いてると思いますので、キッチンペーパーを背の部分に当てて、アイロンで加熱し、キッチンペーパーに吸い取らせてください。ただし、このときは加熱時間に十分注意しないと、キッチンペーパーを通り越してアイロンにホットボンドが着く羽目になりかねません。アイロンにホットボンドが着くと家族の不興を買ってしまいかねませんので注意しましょう。

 ここまでできたら後は比較的簡単です。ページを1枚ずつはがしていきます。ホットボンドが十分に取れていれば、この作業は簡単にできるはずです。逆にうまくページがはがれないようなら、ホットボンドが残っているということなので、再度アイロンを当てるか、カッターなどではがしてください。

 ページの背にボンドが若干残っていても、ES-D350は問題なく読み込んでくれました。

 そしてES-D350ですが、わたしのWindows8Pro64bitではドライバやソフトのインストールは問題なくできたものの、実際にスキャンするとスキャンし終わったところで固まってしまいました。これは最新版のソフトとドライバーを手動で入れ直したら解決しましたが、最初のインストール時にネット接続して最新のソフト入れるって書いてあったじゃん……。

 スキャン自体は200dpiでもできますが、活字がつぶれてかなり読みづらいので、やっぱり600dpiでスキャンするのがおすすめです。時間は若干かかりますが。

 OCRは……まだちょっと使えてません。やってみたんですが、あんまり実用的とは思えなかった。もうちょっと経験値が必要かも。使えれば便利だとは思うんですけどねえ。

 あと、カバーは一番長く伸ばした状態では紙詰まりを起こしました。(意味わかる?)どうすれば一気に読み取れるんだろう? 書影もどうすればきれいに取れるのかなあ? カバーカットすればそりゃ取れるけどさあ。

 いろいろまだ研究の余地があります。