頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?

頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?
頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか? 高橋 政史

かんき出版 2014-05-26
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 平易な内容なので、すらすら読めました。

 タイトルと内容はほんの少々ですがずれがあるかも知れません。どちらかというと本書は方眼ノートを使ったノート術の本といったほうがいいかも。

 なぜ一般的な大学ノート(罫線ノート)ではなく方眼ノートなのかというと、やはりきれいにノートを書ける、書きやすいからということになります。文字や文章もきれいに揃えて書けますし、図やグラフもマス目を使ってフリーハンドででもそこそこきれいに書くことができます。また本書内ではA4の方眼ノートを横にして使うことを推奨しているのですが、罫線ノートでは横にするとたちまち使いづらいものになってしまいます。

 方眼ノートの使い方でいうと「黄金の3分割」を提唱されています。これはノートを横位置において3つ(厳密には4つだと思うんですが)に分割し、書き込んでいくことによって、ロジカルシンキングが養われていくとしています。またこの3分割ノートを意識してノートを取ることにより、考え方も変わってくるということのようです。

 わたしの今の生活でこのままこのノート術をばりばり活用できるかというと、結構微妙なんですが、職種によっては参考になるのではないでしょうか。また中学生以上のお子さんがいるなら、本書を元にノートの取り方を教えてあげるといいかもしれません。