<a class="okeyword" href="g:book:keyword:ホラー小説">ホラー小説</a>

　今、ホラー小説のショートショートを書いているんですが、正直、今という時代を舞台にすると、ホラーって難しいなあと痛感してます。その理由は、さまざまなデジたるガジェットの存在。
　ホラーのシチュエーションのひとつとして、一人で恐怖に堪えなければならない場面などが見られますが、いまだとケータイがあるのがほとんどでしょうから、なかなか完全な意味での孤独っていうのは表現しづらい。心霊写真もパソコンで簡単に作れたりするから、そもそもの信憑性から疑ってかからなければならない。これでは恐怖も何もあったもんじゃない。
　だから逆に考え、こうしたものを取り込んだ、「今だからこそ」書けるホラー小説を模索したりしてるんですが、なかなかうまくいかない。今書いてるのも正直、かなり「逃げて」ます。
　そういう意味では映画の「着信アリ」を知ったときは「やられた！」って思いましたね。ただ、わたしは実はこれは見ていないんですが、たぶんわたしが思っているのと少し方向性が異なるような気がする。わたしはコンピューターやインターネットに得体の知れない物が入り込んで･･････というようなものを考えてるんです。士郎正宗氏の攻殻機動隊のホラー版とか古いですがデジタルデビルストーリー女神転生（OVAね）が近いかな？　ジオブリーダーズ魍魎遊撃隊も設定は近いかも。
　こう考えてみると、まだまだアイディアの余地は残っているなあ。ふむ、もうちょっとがんばってみよう。
　ちなみにこのホラーが書きあがったら、次は恋愛小説に挑戦してみるつもりです。実はちゃんとした恋愛小説って、まだ書いたことないんですよね(^^;