星界の戦旗4 軋む時空

星界の戦旗 (4)
森岡 浩之

早川書房 2004-12
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 本当に待ちに待った、という言葉がぴったりなほど間が開いた(^^;「星界」の新作ですが、わたし、この本が出ていたのを知らずに、たまたま書店で見かけて入手したという。
 で、内容ですが、未読の方のために多くは語りませんが、今回はラフィールらと彼女の弟のドゥヒールのそれぞれで話が進んでいきます。そして新たな作戦「双棘(ボルペール)」が発令され、二人の運命は大きく動き出す。そんなところでこの本は終わっています。
 そうなんです。いつもと違い、今回はずいぶんと半端なところで話が終わっていますが、あとがきによるとこのエピソードのクライマックスはこの直後にあり、それを入れると膨大な分量になるために今回はここで切ったようなんです。それでも戦闘シーンは相変わらずりあるですし、読み応えは十分です。