心を上手に透視する方法

(文庫)心を上手に透視する方法 (サンマーク文庫)

(文庫)心を上手に透視する方法 (サンマーク文庫)

 

  正直、この本はわたしはブログで紹介したくない。この内容を皆さんが知ってしまったら、おそらく本来の効果はなくなってしまうだろうから。

 本書はマインドリーダー、日本ではDaiGoさんがメンタリストとして活躍されている、その本人が、自分の使っているテクニックの基礎部分を惜しげもなく公開している本です。

 たとえば人は言葉にしなくても、思っていることは体の各部に現れてしまう。その読み取り方や解釈の仕方。そしてそこからどうすればこちらの思っているほうへと導くことができるのか。その方法が書かれています。

 わたしが読んだのは四六判でしたが、ほぼ文庫と内容はいっしょだと思います。もしかしたらアップデートされているかも。わたしが読んだ本では、部分的に理解できないところがあったので。

 ですがこの本は人間関係が避けて通れない現代において、必読の1冊と言えるのではないでしょうか?

小さな習慣

小さな習慣

小さな習慣

 

  皆さんにも、ダイエットや運動、勉強などなど、やりたいこと、できれば続けたいことはあるのではないでしょうか?

 本書はそういった、なかなか続けられないけど、続けたい人が長く続けられ、目標を達成するにはどうすればいいかを説明している本です。

 こういった本の中には、かなり難しい課題をやらなければいけなかったり、ハードなメニューを毎日続けさせるといったハードルの高いものもありますが、本書はその辺が実に簡単で、なるほど、これなら毎日続けられる。と納得できるものです。実際わたしもこの本をきっかけにちょっとだけですが運動する習慣がつきました。

 あまり大きな期待をするのはどうかと思いますが、何か続けたいことがある人は一読して損はないと思いますよ。

劇場版 GODZILLA 三部作

 いわゆる「アニゴジ」ですね。三部作がとうとう完結したので見にいってまいりました。

 事前にあまり情報を入れないようにしていたんですが、Twitterでの評価があまり高くないみたいな雰囲気を見てしまい、わたしの中では、あまり大きな期待は持ってなかったのですが、実際見てみると、これが結構面白い!

 ギドラ登場までの壮大な前振りと、登場してからの圧倒的な強さ。ゴジラ・アースの攻撃すらも受け付けないその存在感は、確かに絶望そのものでした。

 2話目の決戦機動増殖都市からのフリのあった存在で、こちら側の攻撃が通じるようになってからは、一気にたたみかけるように人類が、そしてゴジラが反撃に出る。

 どういうオチになるかはぜひ劇場で確認してください。ゴジラの咆吼は劇場でこそ聞くべきです。

ナイスヴィル 影が消える町

 

ナイスヴィル 上──影が消える町 (ハヤカワ文庫NV)

ナイスヴィル 上──影が消える町 (ハヤカワ文庫NV)

 
ナイスヴィル 下──影が消える町 (ハヤカワ文庫NV)

ナイスヴィル 下──影が消える町 (ハヤカワ文庫NV)

 

  いかんせん、読んだのが結構前なんで記憶が曖昧な部分が結構あるんですが、それでもかなり面白く読んだ記憶はあります。ただ一応ホラーに分類はされていますが、この上下巻ではそれほどホラー要素は濃くありません。どちらかというとサスペンスとかミステリーっぽいかな? ホラー要素がないわけでもないんですが。

 アメリカの田舎町を舞台にした物語で、事件が起きる。それもいくつも。

 この上下巻は3部作の第一作目ということもあって、ほとんどの謎がそのままです。というか、本格的に始まるのはこれからといったほうがいいかもしれません。そういう意味では準備段階なのかも知れません。

 ちょっと読み応えのある作品を欲している方にはいいかと。

クトゥルーの呼び声

 

クトゥルーの呼び声 (星海社FICTIONS)

クトゥルーの呼び声 (星海社FICTIONS)

 

  みんな大好きクトゥルー神話です。

 この時代に原典が新訳で読めるとは、正直思っていませんでした。ですがこれからはこれがスタート地点となるかも知れません。

 この本は、クトゥルーと海をテーマとした8作の中編小説を新たに翻訳(1作のみ本邦新訳)をまとめたもので、各話の後ろには用語集も付いており、大変わかりやすくなっているので、クトゥルー神話って何? という初心者でも付いていける……んじゃないかなあ、たぶん(^_^; あ、超訳とは全くの別物ですので。

 表紙こそラノベっぽいですが、かなりディープな世界が広がってるので、そのつもりで(^_^)

 巻末には各話の解説が載っています。これで小説が書かれた当時の時代背景なども説明されているので、より作品が理解できることと思います。

 さあ、次は『ネクロノミコン』の物語だ……って、あの本、買って、どこやったんだっけ?(爆)もう3巻目も出てるのに(^_^;

Re:CREATORS NAKED

 

Re:CREATORS NAKED 1 (1) (サンデーGXコミックススペシャル)
 

 

  今日は本です。といっても小説とはちょっと違うんですけど。

 以前にTVシリーズとしてやっていた「Re:CREATORS」の、これは原作テキスト集です。内容はどちらかというとシナリオに近い……のかな? マンガ「ブラック・ラグーン」の広江礼威氏が書きためた膨大なテキストをまとめた本で、氏が描いたキャラ原案も載っています。TVシリーズ放映時にTVと同時進行のような形でWebでも公開されていたものとほぼ同じものだとは思うのですが、見比べていないのではっきりしたことはわかりません(^_^;

 内容はほぼほぼTVシリーズそのままなのですが、細部が違っていたはず……。何せ読んだのがずいぶん前(2017年11月3日だった)なもんで(^_^;

 ですがアニメでは描けなかったキャラの内面など、よりわかりやすくなっているので、未見の方はこの本片手に見るのも、一つの方法かなと。

 下にTVシリーズのBDを並べておきますので、興味がわいた方は、ぜひ(^_^) DVDまで並べるとえらいことになるので。

 

  

  

  

 

  

  

 

 

劇場版インフィニティ フォース

 

  同名TVタイトルの後日談なのですが、冒頭10分くらいはTVシリーズの説明をやっているのでこれから見ても楽しめま……せん(爆)

 わからなくはないんですが、とにかくこのTVしリースの説明が手荒い。ホントに何があったかをざっと説明するくらいで、ろくに登場人物の紹介すらしないので、この映画を見るのであれば、あらかじめTVシリーズは最低限見ておくことをおすすめします。可能なら元ネタのほうも。

 ざっくり説明すると、これはタツノコ版アヴェンジャーズで、新造人間キャシャーン、破離拳ポリマー、宇宙の騎士テッカマン科学忍者隊ガッチャマンから大鷲のケンの4人がそれぞれ活躍する平行世界から召喚され、世界の消滅を願う敵と戦う、というのがTV版で、劇場版はその後、さらに別の平行世界で科学忍者隊の南部博士が暴走し、その世界のコンドルのジョーと敵対しているところへケン達が駆けつけ、南部博士が作った量産バードスーツを着た兵士達と死闘を繰り広げる、というようなストーリーです。

 アニメ自体は3DCGで、モーションキャプチャーで作られているため、キャラクターの動きが非常になめらかで、特にアクションシーンは迫力抜群です。ストーリーも元ネタを知っていれば、かなり胸に来るものがあり、見ていて飽きるということがありません。

 この作品はもっと評価されていいと思うんだけどなあ。おすすめの1本ですよ。